標準的なスポーツ用イヤホン
イヤーチップとイヤーフィンが4種類ずつ付属しているのでほぼ絶対にズレ落ちないであろうフィット感。汗や雨に濡れてもOKだし汚れたりしたら水洗いもできるIPX5の防水性。最大6時間のバッテリーでフルマラソンのお供にもできそう(参加したことはないですが)。スペックと価格のバランスがよく、万人向けな製品です。
音質もかなり良かったです。正直期待していませんでしたが、同価格帯の有線イヤホンよりもいいような気がしました。
選べる3色です。
開封
標準的な内容物です。
恐らく絶対外れない
イヤーフィンとイヤーチップが既に本体に装着されているものも併せてサイズ違いの4種類ずつ同梱されています。
さすがスポーツ用だけあって、ランニングの使用では今までズレ落ちたことはないですし、外れる気配すらありません。
ここがちょっと…
ヒアスルー機能は無し!
ヒアスルー機能とは装着しながらも外音を取り込む機能です。メーカによって呼び方が変わりますが、オーテクではヒアスルーと呼んでいます。
スポーツ用のイヤホンですから、例えば屋外のランニングなどをするときは車や歩行者と接触しないようにしなければなりません。そんなとき外音(環境音)を取り込めればより安全に運動できます。
ぼくはこの機能が搭載されていると思い込んでいました。実際「(コントローラでは)ヒアスルーON/OFFの操作ができます。」と公式サイトには書かれていましたが、この製品にはそのような機能はありません。現在は文言が編集され削除されています。より詳細に調べれば良かったのですが、思っていたものが違ったものだったときやはり残念な気持ちになりました。
“疑似”ヒアスルー機能
そのまま装着して屋外を走ることは少し危険かと思いましたが、せっかく買ったのでリスクを減らす方法を模索しました。
イヤーチップなどのサイズを調整して外音を物理的に取り入れる手法です。
名付けて「疑似ヒアスルー機能」!
これで外音が聞き取りやすくなりますがデメリットもあります。
安全を保障するものではありませんが、参考になれば幸いです。
長押し操作が面倒
再生停止などは一回押すだけでいいですが、上記の項目は長押しが必要です。
ランニング中などはできるだけフォームが崩れないようしたいので、曲送りなどの操作で片手が首元に近づけてしばらく拘束されるのはなかなかストレスです。
2秒は短く思いますが体感ではかなり長く感じます。
ここはどうにかして2回押しにして欲しいと思いました。
ハウジングが大きい
装着すると結構耳から結構はみ出しています。
着脱がしやすくなりますがやや不格好です。
遅延が気になる
音楽や音声を聞く上では問題ないかもしれませんが、Youtubeなどの動画コンテンツを視聴する場合は出演者の口の動きと音声がずれて聞こえます。
Youtuber全員がいっこく堂さんみたいになります。
あとがき
見返してみるとデメリットが多く感じてしまいますが、概ね満足しています。
ぼくは細かいことに気が付くタイプだと思いますので、多くの人は気にされないようなことばかりかもしれません。
現に価格コムなどのレビューもいい感じですし、万人におすすめできる仕上がりだと思います。
ヒアスルー無しは残念ですが、ハイエンドは普通に1万円、2万円しますしね。
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